Linuxで"Caps Lock"キーと"Ctrl"キーを入れ替える。VineLinux限定。
X では xmodmap というコマンドを使ってキーマップを入れ替えることができるが、 コンソールでもキーマップを入れ替えるにはデフォルトのキーマップを入れ替えてしまうのが手っ取り早い。 ただしこの方法はユーザー全員のキーマップが変わってしまうので注意。
OS | VineLinux 2.1.5 |
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キーボード | 日本語106キーボード |
/etc/sysconfig/keyboard の KEYTABLE という項目を書き換える
---- /etc/sysconfig/keyboard ----
KEYTABLE="jp106_Ctrl_CAPS"
書き換えた後、再起動すれば Ctrl と CAPS LOCK が入れ替わっているはず。
キーマップは /usr/lib/kbd/keymaps/i386/qwerty に格納されています。 JP106 キーボードの人は普段は "jp106.kmap.gz" を使っているのですが、 同じディレクトリに Ctrl と CAPS LOCK を入れ替えた "jp106_Ctrl_CAPS.kmap.gz" というキーマップが置いてあります。
キーマップの読み込みは /etc/rc.d/rc.sysinit で行われています。 中を見るとキーマップを読み込んでいる部分が分かると思います。
jp106
keycode 29 = Control
keycode 58 = Caps_Lock
jp106_Ctrl_CAPS
keycode 29 = Caps_Lock
keycode 58 = Control
の2ヶ所です。がんばれば自分でも書き換え可能。keycode を知りたいときは /usr/bin/showkey を使うとよいです。